┃火災保険金申請の基本的な手順
手続きのおおまかな流れを整理しますと、次の通りとなります。
1.保険内容の確認
2.被害の調査、被害箇所の写真撮影
3.工事業者へ修繕見積書作成依頼
4.保険金申請書作成
5.申請
6.保険金入金
今回は、「3.工事業者へ修繕見積書作成依頼」について詳しく解説していきます。
┃手順3.工事業者へ修繕見積書作成依頼
|自分自身で見積書作成は不可
支払われる保険金の上限を定める「見積書」の額は、さすがに保険加入者自身で作成することはできません。あくまでも客観的な立場から、家屋や家財にできた損害の修繕にいくらかかるのかを鑑定する専門の業者に関わってもらわなければなりません。
|業者に見積書を依頼
もし、あなたの知り合いの信頼できる工事業者があれば、そこに見積もりを依頼してみましょう。ただ、工事業者にとって見積書作成は本業ではありません。依頼者であるあなたにとってメリット大きい見積書を作れるのか不安な点があります。「無料見積もり」というサービスを設けているところもありますが、それは火災保険から保険金を受け取った後に、正式な工事依頼を受けるための布石です。
|相見積もりはデメリットも多いので注意
感のいい人ならば、複数の工事業者に相見積もりをとって、一番高い見積もりを出した業者の見積書を保険会社に提出して、一番安い見積もりを出した業者に実際の修理をお願いすればいいのでは?と考える方もいるでしょう。しかし、そう簡単にいくものではありません。
現地調査や見積書の作成は、あなたの想像以上に時間がかかり大変労力がいる作業となるからです。時間がかかるということは、業者側にコストもかかるわけですが、多くの場合は無料または安価で請け負います。なぜかというと、それはその後に工事の発注を貰えるだろうと見込んでの先行投資なのです。相見積もりだけが前提であれば、業者にとっては割に合わない相談なのです。
なので、相見積もりをとっているようなそぶりや、見積もりだけとろうとしている雰囲気を少しでも見せると、真剣に取り合ってくれず、「〇〇工事一式」の様な大雑把な工事項目、相場を無視した単価で算出した適当な見積書ができあがることもありえます。その様な見積書で火災保険申請をやったところで、保険会社から申請却下をされるか、大幅に減額された回答が来ることでしょう。当然ですが、常に忙しい工事業者が工事を受注出来るのか分からないのに、しかも、顔も合わせたことすらなく、一度も取引をした事がない一見さん相手に、普通は真剣に取り合ってくれるわけはありません。
ちなみに、保険会社から提出した見積書の作成業者に工事内容の確認や現地被害状況について電話がいきます。そこまで対応したのに電話対応した工事業者に実際の工事を発注せず、他社に実際の工事を発注すれば見積書作成の手数料を請求してくる業者もあったり、後々、面倒なことに巻き込まれる恐れもあります。
|火災保険申請サポート業者に依頼するのをオススメ
火災保険申請サポート事業は、完全に工事業者から独立しています。理由としては、クライアントの火災保険金を最大化することが、業者の利益を最大化させることに繋がるからです。そのために支援をしますので、クライアントの方々と利害関係、向いている方向が同じなのです。
火災保険申請サポート業者は、保険証券の内容をしっかりと検討し、依頼者にとって最大限の利益を図ることができるよう、保険金を申請するにあたっての戦略を前もって立案します。
|火災保険サポート業者に依頼するメリット
普通の工事業者にとって見積書作成は本業ではありませんが、火災保険申請サポート業者にとっては、しっかりとした根拠の裏付けがある、できるだけ高額の見積書を作成することが腕の見せ所だからです。
火災保険申請サポートの専門業者であれば、一般の工事業者よりも、火災保険申請の支援に関わってきた案件が圧倒的に多いです。過去にどのような案件で、どれぐらいの見積もりを出せば申請が通り、どれぐらいの水準を超えれば過剰な見積もりとして却下されるのか、数多くの経験がデータベースとして蓄積されています。

|オススメ手順
まとめると、最もオススメな火災保険申請手続き手順は、見積書を火災保険申請サポート業者(見積書作成の専門業者)に依頼して、その後、火災保険金がおりたら、信頼できる工事業者に修理をお願いすることです。もちろん、DIYで自己責任で修理し、保険金を他の用途に使うこともできます。












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