┃火災保険金申請の基本的な手順
手続きのおおまかな流れを整理しますと、次の通りとなります。
1.保険内容の確認
2.被害の調査、被害箇所の写真撮影
3.工事業者へ修繕見積書作成依頼
4.保険金申請書作成
5.申請
6.保険金入金
今回は、「2.被害の調査、被害箇所の写真撮影」について詳しく解説していきます。
┃手順2.被害の調査、被害箇所の写真撮影
台風や落雷、豪雨などの影響でできた、家屋や家財の損傷について、自分自身で見つけ出すこともできます。
本当は、われわれのような火災保険申請サポート業者に依頼していただくのが確実なのです。振り込まれた保険金の中から報酬を頂戴する「完全報酬制」ですので、ご依頼をいただいたとしても、事前にお金をお支払いする必要はなく、その点ではノーリスクではあります。ただ、より多くの保険金を手元に残して、臨時収入として有効に活用したいという方は、「まずは自分自身でやってみたい」と思われるのでしょう。その場合のコツや注意点について解説していきます。
|初心者にオススメな調査箇所
屋根は、損傷が多く見つかる可能性がありますが、危険を伴います。まずは、壁・天井・床、あるいは建物を囲っている門や塀など、地上でも確認できる部分を優先しましょう。壁であれば、ひび割れや剥がれなどが起きていたりします。それが経年劣化でないことも併せて説明できるようにしましょう。天井は、雨漏りや雨水のにじみ跡などがないかを確認します。また、雨樋もおすすめできます。細長いプラスチック製がほとんどですので、そこまで強度が高くなく、雨風などにさらされて、割れたり曲がっていたりすることもあるのです。それも地上から目視で確認できることが多いです。しかも、雨樋の修理や交換は見積額が高くなりやすいです。

|被害を受けている可能性が高い屋根を調べよう
特に台風や豪雨、あるいは飛来物などで被害を受けやすいのが、屋根です。ただ、普段生活している上では目に触れない箇所ですので、登って確認する必要があります。ただし、屋根の上は大変危険です。高い場所であるだけでなく、傾斜が付いているため、地面へ落下する恐れがあります。「大丈夫」だと油断している人こそ、事故を起こして後悔するものです。火災保険の保険金を受け取るつもりが、余計な医療費が出て行ってしまえば、目も当てられません。
|屋根の点検時の注意点
プロであれば、命綱や足場など、安全対策を万全にして行いますが、素人の方が足場を作るのはさすがに難しいでしょう。中途半端な足場を作ってそこへ体重を乗せればかえって危険です。せめて、命綱になるような細くて丈夫なロープやをホームセンターなどで買って、屋根の上で引っかかりのある部分に繋げ、できればハーネスなどで強度を上げて自分自身の身体にも結びつけておきましょう。さらに、必ず誰か他の人に地上で立ち会ってもらうようにしてください。日曜大工のお父さんが、ひとりで高所作業をするのが大惨事の元です。
|被害箇所の写真撮影方法
損傷箇所については、保険会社へ書類に添付して送る証拠として、必ず写真を撮るようにしてください。同じ箇所を何枚も撮影し、損傷箇所ができるだけ鮮明に写っている写真を選びましょう。ピンボケの写真を送ると、申請に対する審査に時間がかかってしまい、振り込みが遅れたり、あるいは審査に落ちたりするおそれがあります。
昼間に屋外で写真を撮影すると、液晶画面が日光などに反射して、写真がどのように撮れているか、わかりづらくなります。ですから、ピンボケになっていても気づかない場合があり得るのです。屋根などの損傷でピンボケ写真しかないことに気づいたら、また高所作業を行わなければならず、二度手間で危険も増えます。なので、高所でも安定した立ち位置で慎重に、いろんな角度から何枚も写真を撮るようにしてください。












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