┃■火災保険の補償になる3つの要素
火災保険を活用するときに、補償の範囲に入るかどうか迷うことはありませんか?生活をしていて、家屋や家財が壊れたりした場合、「このとき、火災保険を使えるのだろうか?」と、その都度いちいち調べたりしているのも大変です。
このとき、覚えておくと役に立つのが「外来・急激・偶然」という3つの要素です。3つすべて揃ったとき、その事故は火災保険の補償対象になります。
|外来とは?
外来とは、その家屋や家財そのものが持つ、もともとの機能や性質によって起きたのでなく、外からの衝撃などによってできたダメージだといえる場合を指す言葉です。
|急激とは?
急激とは、瞬間的、突発的、あるいは短時間の機会に起きたダメージをいいます。数ヶ月・数年かけて、じわじわ蓄積されたダメージは、急激とはいえません。
|偶然とは?
偶然とは、文字通り、予測できずたまたま起きたダメージを指します。ただ、この偶然が指す意味は広く……、”事故の発生がたまたま”、”結果の発生がたまたま”……この、どちらか片方でも該当していれば、「偶然」の事故とされます。

┃認定された事故事例
|うっかり転んで壁を壊してしまった
一見すると、火災保険はおりなさそうですが、わざと壊した場合でなければ間違いなく「急激・偶然・外来」の原因で壊れたのですから、補償対象になります。
同じように、アイロンでフローリングを焦がしてしまったり、物干し竿を買ってきてベランダに運ぼうとしている途中で、天井に突き刺して傷つけてしまった場合も、補償対象に入ります。香水の瓶を落として洗面台を割ってしまった場合も、やはり火災保険で補償されます。つい、「自分たちが悪いから」と遠慮して自腹を切ったり修理してしまいそうな局面ですが、それだとかなりもったいない事をしています。
|ワイングラスを洗っているとき、手が滑って割ってしまった
「急激・偶然・外来」の原因で壊れたのですから、補償対象になります。たとえ、そのワイングラスがもらいもので、入手するためにお金を払っていなくても、同じ種類・同じ会の商品を現在、買い直すとすれば必要な金額(再調達金額)が保険金として支払われます。
|パソコンを落として壊してしまった
家の中でノートパソコンを運んでいるときに落として壊してしまった場合も、意外かもしれませんが保険金の支払い対象となります。
|小さい子どもが壁に油性マジックで落書きをした
これも、子どもがわざとやったことでも、家主にとっては「偶然」の出来事には違いありません。ですから、火災保険による補償対象となります。もちろん、保険金を受け取った後、ご自身で落書きを消せば、保険金を臨時収入として別の目的で活用できます。
┃賃貸物件に住んでいる人への助言
賃貸物件だと、退去時に敷金を使ってクリーニングしてもらうこともありますが、その前に入居者や大家の火災保険を使えないか、忘れずに検討してください。火災保険を使えれば、預けた敷金が丸ごと戻ってくることもあります。

















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