┃特約に加入した方がお得
自然災害によるご自宅の被害について、火災保険の保険金を申請することによって、臨時収入を得て、プライベートの経済的ピンチを乗り切ったり、さらに充実した毎日を送りたいと思っているあなた。火災保険の「特約」(オプション)には加入しているでしょうか?
特約に入ると、支払わなければならない保険料が上がるので、節約のために特約を外している方もいるかもしれません。しかし、今回ご紹介する3種類の特約を加えても、保険会社にもよりますが、保険料はせいぜい数百円ほど上がるぐらいです。3つすべて付けても1,000円を超える程度でしょう。
特約を加えると、もともとの保険金が増額になったり、通常プランでは補償から外れている損傷についても補償に加わったりする可能性が高まります。つまり、1,000円程度の先行投資は、後で数十倍・数百倍にもなって返ってくることが十分にあり得るのです。特約は、保険契約後でも後で付け加えることができます。ただ、プランによっては最初からもともと補償内容に入っていることもあります。
ただ、2021年1月1日に行われる火災保険の保険料全面見直しによって、特約の内容が保険会社によって変更になる可能性もありますので、保険会社ごとの最新のプラン内容を改めて確認するようにしてください。
それでは、おすすめの特約を3種類、順にご紹介します。

┃加入すべき3つの特約
|臨時費用特約(事故時諸費用特約)
保険会社によって異なりますが、1つの事故、損害で保険金がおりるごとに、ほぼ無条件で、その保険金に10%~30%程度が上乗せされる特約です。この特約を付けておくことで、臨時収入の額を全体的に底上げできますので、とても有利な条件といえます。しかも、保険料が数百円上がる程度ですから、投資対効果も抜群です。
たとえば、屋根を大規模に修繕しなければならず、足場の設置費用も含めて100万円の見積もりが出たとき、この特約を付けていて30%の上乗せならば、130万円の保険金が支払われることになります。
この上乗せ分は、建前としては、火災などで建物が大きな損害を受けたり、大規模な修理が必要となったりで、そこで生活できなくなったときに、ホテルの連泊費用などに充ててもらうために支払われるものとされています。しかし、実際には被害の規模が問われませんので、たとえば、台風などで1万円の窓ガラスにひびが入り、交換しなければならない場合でも、臨時費用特約(事故時諸費用特約)が適用され、30%の上乗せなら、1万3,000円が支払われるのです。
|破汚損特約(破損・汚損の補償特約)
火災や自然災害以外で偶然の出来事や原因によって、家屋や家財が壊れたり、汚れたりした場合にも補償対象に入り、保険金がおりる特約です。その家屋に住んでいる人の明らかなミスによって、傷ついたり壊れたりする場合も、保険金が下りますので、生活する上でも安心できます。この破汚損特約も、保険料が数百円ほど上乗せするだけで付けることができます。
活用事例としては、たとえば、ベランダから入るときに、誤ってガラス戸に足が勢いよくぶつかってしまって、ガラスが割れた場合などにも、保険金が下ります。または、自動車を駐車している最中に誤って、カーポートにぶつかって壊してしまった場合も、補償されます。自動車保険を使うと等級が下がって、翌年からの保険料が上がりますが、火災保険ならば使っても保険料は据え置きですので、この場合は火災保険を活用した方が圧倒的に得策です。
さらに、原因不明で破損や汚損が起きているときも補償されますので、この破汚損特約を付けているだけでも、保険金を受け取れるチャンスは大幅に広がるでしょう。
|建物付属機械設備等補償特約(電気的・機械的事故補償特約)
たとえば、エアコンやその室外機、防犯カメラ、外灯、給湯器など、建物に据え付けられた機械設備が落雷など以外の原因で、電気的・機械的に故障した場合の修理費用を補償します。機械は全般的に壊れやすいものですので、この特約も付けておきたいところです。なお、落雷によって電気的に故障した場合は、この特約を付けなくても火災保険の本体で補償されます。
















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